3/18 スペイン大使館 120キロ圏外避難を勧告

原発NEWS〕 スペイン大使館 120キロ圏外避難を勧告

 
 

 前記、ニューヨーク・タイムズの記事によると、東京のスペイン大使館は75マイル(120.7キロ)圏外に避難するよう自国民に勧告した。

 私は仙台に住んでいるが、私がスペイン人なら逃げださねばらない……。

  ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18nuclear.html?pagewanted=1&ref=asia

 

Posted by 大沼安史 at 12:02 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米国、米軍の核「事後」専門家チーム 日本に派遣

 
 

 ニューヨーク・タイムズによると、ホワイトハウスは16日夜、声明を発表し、オバマ大統領が菅首相に対し、核惨事対応・マネジメントを専門とする米軍のアセットを投入するなど、米国としての支援策を電話でブリーフィングした。

 ペンタゴンは米軍の専門家9人のチームを日本に派遣、政府・自衛隊と活動をともにし、今後の米軍がどんな追加支援すべきか判断する。

White House statement late Wednesday said that President Obama had “briefed Prime Minister Kan on the additional support being provided by the U.S., including specialized military assets with expertise in nuclear response and consequence management.”

On Thursday a Pentagon spokesman, Col. David Lapan, said the military expertise made available to the Japanese included a nine-person assessment team that has or will shortly arrive there to work with the Japanese military and government.

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18nuclear.html?pagewanted=1&ref=asia

 大沼:来日する米軍のチームは「核惨事が起きたあとの対応」を専門とする……ということは、米軍はすでに「事後モード」に入っている……

 

Posted by 大沼安史 at 11:54 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米 北朝鮮向けのU2偵察機などを投入 現場を監視活動

 
 

原発NEWS〕 米 北朝鮮向けのU2偵察機などを投入 現場を監視活動
 前記ニューヨーク・タイムズの報道によると、米政府は北朝鮮の監視活動を使っているU2型機や「ホーク」無人偵察機を使って、現場など監視・モニターしている。
 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18intel.html?hp

 炉の損傷は「ホーク」を、ツナミ被災はU2の分担だそうだ。 

 大沼:米軍は監視衛星をつかって、建屋の飛んだ炉の状況を監視しているはずだ。
米軍偵察衛星は、3次元での観測能力を持っている。
 米国が大惨事の警告を発しているのは、こうした機密の軍事情報を持っているからだ。

 

Posted by 大沼安史 at 11:33 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 「最大の懸念」 ヘリの水の投下・放水が効いていないこと……米当局者 今や「祈り」の時

 
 

 前記ニューヨーク・タイムズの報道によると、米政府当局者の「最大の懸念」は、ヘリによる水の投下、地上からの放水が効き目をあらわしていないことだ。

 American officials said their biggest worry was that a frenetic series of efforts by the Japanese military to get water into some of the plant’s six reactors — including water cannons and firefighting helicopters that dropped water but appeared to largely miss their targets — showed few signs of working.

 ある当局者は、今やプランよりもプレイヤ(計画ではなく祈り)だ、と語った。
 “Right now this is more prayer than plan.”
⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18intel.html?hp

 

Posted by 大沼安史 at 11:25 午前 |  

米国が航空測定開始 状況把握へ 東電「発表」に依拠せず

原発NEWS〕 米国が航空測定開始 状況把握へ 東電「発表」に依拠せず

 
 

 ニューヨーク・タイムズによると、米政府は日本政府の同意を取り付け、放射能測定装置を吊り下げた航空機とヘリコプーを現場に飛ばし、独自に測定を開始した。

 米国は「航空測定システム」と呼ばれる上空からの測定に乗り出したのは、東電の「発表」データに依拠しないため。

 The United States, with Japanese permission, began to put the intelligence-collection aircraft over the site, in hopes of gaining a view for Washington as well as its allies in Tokyo that did not rely on the announcements of officials from the Tokyo Electric Power Company, which operates Fukushima Daiichi.

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18intel.html?hp

 

Posted by 大沼安史 at 11:17 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 六ケ所村でも使用済み燃料プール 地震で冷却水飛び出す 停電 非常電源で対応

 
 

 ニューヨーク・タイムズによると、青森県六ケ所村の未稼働再処理工場で、使用済み核燃料プールの冷却水が11日の大地震の揺れで水槽を飛び出した。同再処理場の発電所も停電したが、非常電源で対応して無事だった、という。日本原燃が発表した。

 再処理工場が標高55メートル。3000トンの使用済み燃料が蓄積されている。

 Many of these facilities were hit by Friday’s earthquake. A spent fuel pool at Rokkasho spilled over, and power at the plant was lost, triggering backup generators, Japan Nuclear Fuel said.

According to the Citizens Nuclear Information Center, an anti-nuclear group, about 3,000 tons of fuel are stored at Rokkasho. But the plant, about 180 feet above sea level, escaped the tsunami. Grid power was restored on Monday, the company said

  ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18spent.html?_r=1

 (この記事の末尾に記述あり)

 

Posted by 大沼安史 at 11:00 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 「フクシマ」の使用済み核燃棒 被覆ジルコニウム 発火したら消火困難 米専門家が指摘

 
 

 ニューヨーク・タイムズによると、1970年代の初め、GE社で原発の安全問題の研究にあったことのある米国の専門家、リチャード・T・ラーヘイ・ジュニア氏は、使用済み核燃料(棒)について、

 ① 被覆のジルコニウムはいったん発火したら極度な高温になるので消火は困難

 ② 被覆ジルコニウムは大気に数時間されされるだけで発火の可能性がある

 ――と警告した。

 ラーヘイ氏は数年前、原発使用済み核燃料プールの危険性について、米政府が秘密レポートをまとめるの援助した。

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18spent.html?_r=1

 大沼: 日本政府もこの米国の秘密レポートを入手しているはずだ。東京の記者諸君、この隠蔽を許すな! 
 
 
 使用済み核燃料

 

 

「日本の原発の安全問題と向き合おうとしない」 通産OBの谷口富裕IAEA国際原子力機関、本部=ウィーン)事務次長を米外交官が厳しく批判 ウィキリークス国務省機密電で明らかに
 ロイター通信は、昨年まで!AEAの原子力安全担当の事務次長をしていた元通産(現経済産業省)官僚、谷口富裕(Tomihiro Taniguchi 敬称略)について、在ウィーンの米外交官が厳しく批判する機密電をワシントンに送っていた、と報じた。

 この機密電は、ウィキリーキスが暴露した、いわゆる「米国務省機密電」の中に含まれたいた。

 ロイターによると、ウィーンの米外交官は

 「タニグチ(事務次長)の運営能力の弱さと統率のスキルによって、(原子力安全担当の)部局は過去10年間にわたって、とてつもない被害を被って来た」(2009・12・1)
 
 「タニグチは、とくに自国、日本の(原発の)安全対策となると、弱いマネジャー、提唱者としてあり続けて来た。とくに(IAEAの)原子力安全局を、憎らしいママ子扱いて来た点で、米国をとりわけガッカリされた」(2009・7・7)

"For the past 10 years, the Department has suffered tremendously because of (deputy director general) Taniguchi's weak management and leadership skills," one said on Dec 1, 2009.

"Taniguchi has been a weak manager and advocate, particularly with respect to confronting Japan's own safety practices, and he is a particular disappointment to the United States for his unloved-step-child treatment of the Office of Nuclear Security," said another, which was sent on July 7, 2009.
 
 この谷口富裕という元官僚、天下り先の「原子力発電技術機構」で専務理事を務めたあと、IAEAに乗り込んだ通産OBである。

 IAEAで何をしたか?

 日本の原発の安全対策に、しっかり向き合おうとしなかった。そして、結果的に今回の「フクシマ」を引き起こした……。

 谷口富裕! この名前をしっかり覚えておこう!

 

原子力安全担当の事務次長
 原子力安全担当の事務次長に谷口富裕原子力発電技術機構専務理事

 Cables sent from the U.S. embassy in Vienna to Washington, which were obtained by WikiLeaks and reviewed by Reuters, singled out Tomihiro Taniguchi, until last year head of safety and security at the International Atomic Energy Agency (IAEA).

"For the past 10 years, the Department has suffered tremendously because of (deputy director general) Taniguchi's weak management and leadership skills," one said on Dec 1, 2009.

"Taniguchi has been a weak manager and advocate, particularly with respect to confronting Japan's own safety practices, and he is a particular disappointment to the United States for his unloved-step-child treatment of the Office of Nuclear Security," said another, which was sent on July 7, 2009.

 

 ⇒ http://www.reuters.com/article/2011/03/17/us-japan-nuclear-safety-idUSTRE72G4GD20110317

  ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/215499?INTCMP=SRCH
政府、プルトニム燃料の3号機を最優先
 ニューヨーク・タイムズが伝えたロイター電によると、政府はプルトニウムのMOX燃料の3号機を最優先とする。4号機はその次ぎの優先順序だそうだ。

 ⇒ http://www.nytimes.com/reuters/2011/03/16/world/asia/international-us-japan-quake-nuclear-radiation.html?hp

 ロイター電によると、現場で作業にあたる人員は50人から180人に増員されている。

 また、NHKラジオによると、機動隊が放水車で3号機への注水作業に取り組む。

東京電力福島第一原発には、6基ある原子炉建屋の使用済み燃料プールとは別に、約6400本もの使用済み燃料を貯蔵した共用プールがあり、津波で冷却装置が故障したまま、水温や水位の変化を把握できなくなっていることが、17日わかった。

 すでに数年以上かけて冷却されているため、ただちに爆発する危険は少ないとみられるが、政府と東電でつくる福島原発事故対策統合本部は、共用プールへの対応も迫られている。

 共用プールは、4号機の西約50メートルの建物内にあり、縦29メートル、横12メートル、深さ11メートル。使用済み燃料を6840本収容できる。現在、1~6号機の原子炉建屋のプールに保管されている燃料集合体の1・4倍にあたる6375本が貯蔵されている。

 東電によると、10日までは水温が30度に保たれていたが、11日の地震後、水温や水位も測定できなくなった。プールへの給水は自動的に行われているとみられるが、その水から熱をとるための冷却システムは故障しており、十分な冷却はできていないとみられる。爆発事故を起こした3号機、4号機に近いため周囲の放射線量が多く、状況を把握できていないという。

(2011年3月18日07時22分  読売新聞)

 

 

 

Posted by 大沼安史 at 10:31 午前 |  

「日本の原発の安全問題と向き合おうとしない」 通産OBの谷口富裕

〔★★★ 原発NEWS〕 「日本の原発の安全問題と向き合おうとしない」 通産OBの谷口富裕IAEA国際原子力機関、本部=ウィーン)事務次長を米外交官が厳しく批判 ウィキリークス国務省機密電で明らかに

 
 

原発NEWS〕  「日本の原発の安全問題と向き合おうとしない」 通産OBの谷口富裕IAEA国際原子力機関、本部=ウィーン)事務次長を米外交官が厳しく批判 ウィキリークス国務省機密電で明らかに
 ロイター通信は、昨年まで!AEAの原子力安全担当の事務次長をしていた元通産(現経済産業省)官僚、谷口富裕(Tomihiro Taniguchi 敬称略)について、在ウィーンの米外交官が厳しく批判する機密電をワシントンに送っていた、と報じた。

 この機密電は、ウィキリークスが暴露した、いわゆる「米国務省機密電」の中に含まれていた。

 ロイターによると、ウィーンの米外交官は

 「タニグチ(事務次長)の運営能力の弱さと統率のスキルによって、(原子力安全担当の)部局は過去10年間にわたって、とてつもない被害を被って来た」(2009・12・1)
 
 「タニグチは、とくに自国、日本の(原発の)安全対策となると、弱いマネジャー、提唱者としてあり続けて来た。とくに(IAEAの)原子力安全局を、憎らしいママ子扱いて来た点で、米国をとりわけガッカリされた」(2009・7・7)

"For the past 10 years, the Department has suffered tremendously because of (deputy director general) Taniguchi's weak management and leadership skills," one said on Dec 1, 2009.

"Taniguchi has been a weak manager and advocate, particularly with respect to confronting Japan's own safety practices, and he is a particular disappointment to the United States for his unloved-step-child treatment of the Office of Nuclear Security," said another, which was sent on July 7, 2009.
 
 この谷口富裕という元官僚、天下り先の「原子力発電技術機構」で専務理事を務めたあと、IAEAに乗り込んだ通産OBである。

 IAEAで何をしたか?

 日本の原発の安全対策に、しっかり向き合おうとしなかった? そして、結果的に今回の「フクシマ」を引き起こした……?

 タニグチ・トミヒロ! この名前をしっかり覚えておこう!

  ウイキリークが暴露したこの機密電はガーディアン紙に掲載されている。 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/us-embassy-cables-documents/215499?INTCMP=SRCH

 この「6」 の部分を参照。

 

Posted by 大沼安史 at 10:03 午前 |  | トラックバック (0)

 

2011-03-17

 

原発NEWS〕 日本の指導者の正直さの欠如

 
 

 ニューヨーク・タイムズは「日本の指導者の正直さの欠如( Dearth of Candor From Japan’s Leadership )」と題する解説記事を掲げた。
  ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17tokyo.html?ref=asia

  記事の内容は、見出しを見れば分かるし、私たち日本人のほとんど誰もが思っていることである。

 「大きな音、白い煙、調査している」

 こんなことなら、バカでも(つまり、この私でも)「発表」できる。

 このブログにも書いたことだが、枝野長官は「爆発音」を「ポン」と表現した。

 あいまいな表現、ただいま調査中……

 タイムズ紙の記事は、……Japanese public are frustrated by government and power company officials’failure to communicate clearly and promptly about the nuclear crisis. と述べた。

 政府(特に枝野長官)と東電の当局者が、この核危機に際し、明確に速やかにコミュニケートできないことが日本の人々をいらだたせている……

 NHKの国際放送は、枝野長官ら日本の当局者の「発表」を同時通訳で全世界に流している。世界の人々も日本の当局者の「発表」を聞いているのだ。(それをたとえば、ニューヨーク・タイムズ電子版のライブ・アップデイトで視聴することができる)

 いらだっているのは、日本の私たちだけでなく世界の人も同じだ。

 タイムズの記事についた写真の説明文は、簡潔、かつストレートなものだった。

 菅首相が会見場に姿を見せた時の写真。「彼の未熟さが今回の危機で姿を見せた」                                                                                                                                             

 

Posted by 大沼安史 at 10:39 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米規制委 ジャ委員長 「4号機」プール 放射線「かなり短い時間に致死的なレベルに」と言明   「3号機」も同じ運命の可能性

 
 

 前記のニューヨーク・タイムズの報道によると、米原子力規制委員会のジャクズコ委員長は16日夜、「4号機」プールの冷却水ゼロに関し、「放射線量のピークはかなり短い時間に父的なレベルになるだろう」と言明した。

 委員長はまた、「3号機」もまたプールの水が失われることで、まもなく同じ条件下になりうる、との見通しを示した。

 While radiation levels at the plant have varied tremendously, Mr. Jaczko said that the peak levels reported there “would be lethal within a fairly short period of time.” He added that another spent fuel pool, at Reactor No. 3, might also be losing water and could soon be in the same condition.

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18nuclear.html?pagewanted=2&_r=1&hp

 

Posted by 大沼安史 at 10:10 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米原子力規制委員会 ジャ委員長 「4号炉プール」 「冷却水ゼロ」と改めて言明 「東電など日本の当局者も確認」

 
 

 ニューヨーク・タイムズによると、米原子力規制委員会のグレゴリー・ジャクズコ委員長は16日夜、議会で証言した通り、「4号炉」の使用済み燃料プールの冷却水がゼロである、と改めて言明した。

 委員長はまた、東京にいる米原子力規制委員会の代表が東電など日本の当局者がこの点を認めていることを確認していると述べ、現場の放射線が高レベルになることで、第一発電所全域での作業の継続が非常に難しくなっていると強調した。

 On Wednesday night, Mr. Jaczko reiterated his earlier statement and added that commission representatives in Tokyo had confirmed that the pool at No. 4 was empty. He said Tokyo Electric and other officials in Japan had confirmed that, and also stressed that high radiation fields were going to make it very difficult to continue having people work at the plant.

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/18/world/asia/18nuclear.html?pagewanted=2&_r=1&hp

 同紙によると、ジャ委員長はこれに先立ち、「4号炉」のプールの水が失われていることを議会で証言していたが、東電のスポークスマンは当初、「特別の問題はない」とこれを否定。その後、「確認できない」とトーンをダウンしていた。

 大沼:自衛隊ヘリによる海水の投下の際、NHKの解説者は、「4号機」に水があるのを空から確認したので「3号機」から投下を始めたと言っていたが、これはジャ委員長の度重なる言明と食い違う内容だ。一体、どうしたわけか?

 機動隊、自衛隊の放水車による放水も、どうやら期待通りの成果を挙げなかったようだ。

 ジャ委員長の2度にわたる「言明」が真実を語る証言であるならば、事態は深刻だ。
 ニューヨーク・タイムズ紙は第一原発全体での作業がきわめて困難なものになる、とし指摘しているが、そうだとすると、送電線の架設で同発電所への送電が可能になったとしても、各原子炉に近づくことも難しくなるため、ポンプによる海水の注入再開の道は相当に険しいと見なければならない。
 

 

Posted by 大沼安史 at 09:59 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 事故グラフィック

 
 

 ルモンドに事故もグラフィック・アニメが載っていた。

 ⇒ http://www.lemonde.fr/japon/infographie/2011/03/14/le-scenario-de-la-catastrophe-de-fukushima_1493124_1492975.html#ens_id=1493262

 

 

Posted by 大沼安史 at 05:02 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 「凍りついた日本の政治・官僚指導部」

 
 

 前記、ニューヨーク・タイムズの報道によれば、日本政府と交渉にあたっている米政府当局者らは、日本の政治・官僚指導部が立ち往生しており(凍りついた状態になっており)、問題の広がりを明確に把握してコミュニケートを採ろうとしていないように思われる、と報告している。

 米当局者2人は日本の政府当局は東電から明確な説明を受けていない、と確信しいている、という。

 American officials who have been dealing with their Japanese counterparts report that the country’s political and bureaucratic leadership has appeared frozen in place, unwilling to communicate clearly about the scope of the problem and, in some cases, unwilling to accept outside assistance. Two American officials said they believed that the Japanese government itself was not getting a clear picture from the Tokyo Electric Power Company.

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?pagewanted=2&hp 

 

 

Posted by 大沼安史 at 04:38 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕  米政府 大使館員家族のためにチャーター機

 
 

 米国務省は在京の大使館員の家族の避難のためチャーター機を手配している。

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?pagewanted=2&hp 

 

Posted by 大沼安史 at 04:28 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 放射能雲 金曜日にもカリフォルニアに到達

 
 

 ニューヨーク・タイムズによれば、「フクシマ」から放出された放射性雲は金曜日にもカリフォリアに到達する可能性がある。希釈され、人体への影響はほとんどないと見られる。

 国連の原子力規制委員会の予測文書を同紙が入手して伝えた。
 
 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/science/17plume.html?_r=1&partner=rss&emc=rss

 

 

Posted by 大沼安史 at 04:17 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 避難範囲グラフィック

 
 

 ニューヨーク・タイムズが「避難範囲」のグラフィックを掲げた。
 一番大きな薄茶の円は半径80キロ、アメリカ大使館の避難勧告対象地域だ。郡山、会津若松福島市が含まれる。

 ⇒ http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/16/world/asia/japan-nuclear-evaculation-zone.html?ref=asia

 

Posted by 大沼安史 at 03:52 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 あと「48時間」が運命の時 仏専門家が警告

 
 

 英紙デイリー・テレグラフによれば、フランスの放射線防護・原子力安全研究所のティエル・シャルル氏は、以下のように語った。

 「これから48時間が決定的な時になるだろう。私は悲観的だ、日曜日以来、効いた解決策をほとんど目にしていないからだ」

 シャルル氏はしかし、「全てが失われているわけではない」と付け加えた。

 Thierry Charles, a safety official at France’s Institute for Radiological Protection and Nuclear Safety (IRSN), said: “The next 48 hours will be decisive. I am pessimistic because, since Sunday, I have seen that almost none of the solutions has worked.” He described the situation as “a major risk”, but added: “All is not lost.”

 ⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/8387051/Japan-nuclear-plant-Just-48-hours-to-avoid-another-Chernobyl.html

 大沼: シャルル氏の発言は少なくとも半日以上前の発言だ。
 ということは、「48時間」ではなく「36時間」しかない、ということか。

 「フクシマ」への送電復旧を急げ!

 現場の最後の戦いの成功を祈る!
 

 

Posted by 大沼安史 at 09:33 午前 |  

IAEA 日本政府に2008年に警告

〔重要NEWS〕 IAEA 日本政府に2008年に警告 「地震対策時代遅れ、重大な問題を引き起こす」 ウィキリークス機密電で明るみに 英紙がスクープ報道 

 

Screenshot25229

………………………………………………………………………………………

 英紙デイリー・テレグラム紙は、IAEAが2008年12月時点で日本政府側に、「日本の原発地震対策は時代遅れのものになっており、重大な問題を引き起こす」と警告していたことを明らかにした。

 

 同紙は、ウィキリークスが入手した米国務省の機密電を閲覧し、機密電の内容を確認した上で報道した。

 

 このIAEAの警告に対して日本側は、「フクシマ」に関していえば、「緊急対応センター」を建てただけで済ませ、抜本的な対策を怠っていた。

 

 IAEAは、日本の原発は過去35年の間、地震対策を3回しか行っていない、とも指摘している。

 

 国務省機密電は、こうも報告している。

 

 「また、IAEAの報告者は、日本で最近、いくつかの原発の設計基準を超える地震が起きており、地震安全対策を急務になっている」

 

 「日本政府は裁判所の原発運転終始命令に抵抗し……判決を覆すことに成功しいぇいる」

 

 「日本の核燃料リサイクル型の新型炉に対し、地元で不安が広がっている」

 

 テレグラフ紙の記事は、本ブログで紹介した河野太郎衆議院議員に官僚、業界批判の国務省電についても報じている。

 

 ⇒ http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/wikileaks/8384059/Japan-earthquake-Japan-warned-over-nuclear-plants-WikiLeaks-cables-show.html

 

 大沼:これは大変な問題だ。日本政府の責任が問われよう。
    テレグラブは菅直人について、2009年に科学・技術担当大臣に就任しているので、直接的な責任はない、としている。

 

 

 

 以下は、記事の主な関係箇所。

 

An official from the International Atomic Energy Agency (IAEA) said in December 2008 that safety rules were out of date and strong earthquakes would pose a "serious problem" for nuclear power stations.

 

The Japanese government pledged to upgrade safety at all of its nuclear plants, but will now face inevitable questions over whether it did enough.

 

While it responded to the warnings by building an emergency response centre at the Fukushima plant, it was only designed to withstand magnitude 7.0 tremors. Friday's devastating earthquake was a magnitude 9.0 shock.

 

…………

 

A US embassy cable obtained by the WikiLeaks website and seen by The Daily Telegraph quoted an unnamed expert who expressed concern that guidance on how to protect nuclear power stations from earthquakes had only been updated three times in the past 35 years.

 

The document states: "He [the IAEA official] explained that safety guides for seismic safety have only been revised three times in the last 35 years and that the IAEA is now re-examining them.

 

"Also, the presenter noted recent earthquakes in some cases have exceeded the design basis for some nuclear plants, and that this is a serious problem that is now driving seismic safety work."

 

The cables also disclose how the Japanese government opposed a court order to shut down another nuclear power plant in western Japan because of concerns it could not withstand powerful earthquakes.

 

The court ruled that there was a possibility local people might be exposed to radiation if there was an accident at the plant, which was built to out of date specifications and only to withstand a "6.5 magnitude" earthquake. Last Friday's earthquake, 81 miles off the shore of Japan, was a magnitude 9.0 tremor.

 

However, a cable from March 2006 reported that the court's concerns were not shared by the country's nuclear safety agency.

 

It says: "Japan's Nuclear and Industrial Safety Agency believes the reactor is safe and that all safety analyses were appropriately conducted."

 

The Government successfully overturned the ruling in 2009.

 

Another cable reported to Washington local concerns that a new generation of Japanese power stations that recycle nuclear fuel were jeopardising safety.

 

The cable, quoting a local newspaper, reports: "There is something precarious about the way all electric power companies are falling in step with each other under the banner of the national policy. We have seen too many cases of cost reduction competition through heightened efficiency jeopardizing safety."

 

The cables also disclose how Taro Kono, a high-profile member of Japan's lower house, told US diplomats in October 2008 that the government was "covering up" nuclear accidents.

 

He alleged that the government was ignoring alternative forms of energy, such as wind power.

 

The cable states: "He also accused METI [the Ministry of Economy, Trade, and Industry] of covering up nuclear accidents, and obscuring the true costs and problems associated with the nuclear industry." He added that the Japan's "extensive seismic" activity raised safety concerns about storing nuclear material.

 

Mr Kan was not in office at the time the nuclear warnings were made. He became science and technology minister in 2009 and prime minister in June 2010.

 

Posted by 大沼安史 at 09:07 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕  数十年に及ぶ嘘 最早、誰も聞く耳を持たず 英紙報道

 
 

 世界的な権威紙である英紙インディペンデントは「不信の原子雲 世界に広がる」と題した、日本政府を批判するトップ記事を掲げた。

 サブ見出しにこうある。「数十年に及ぶ嘘 最早、誰も聞く耳を持たず」
 After decades of lies, nuclear reassurances now fall on deaf ears

 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/a-cloud-of-nuclear-mistrust-spreads-around-the-world-2242988.html

 

Posted by 大沼安史 at 08:37 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

 

 
 

原発NEWS〕 「すぐ飛行機を予約して愛する人々の安全を守れ!」 在日米海軍Facebook
  在日米軍の軍人の間で動揺を不安が広がっているようだ。
 ニューヨーク・タイムズによると、在日米海軍のFacebook に、21歳の軍人の妻が「幼子が一人、妊娠中、どうしたら」というポスティングがあった。

 それに対して、こんなアドバイスが。

 「すぐ飛行機を予約して愛する家族の安全を守れ!」

 ⇒ http://thelede.blogs.nytimes.com/2011/03/16/latest-updates-on-japans-nuclear-crisis-and-earthquake-aftermath-3/

 On a Facebook page for U.S. Naval Forces Japan, some Americans voiced concern. One living in Atsugi, Japan, where radiation was detected at a naval base, asked about a potential evacuation.

 "Having a toddler and being pregnant, I need to know if they can get us going," wrote 21-year-old Chelsea Origer.

 Another woman, identifying herself as Melanie Cobos Lopez, responded: "You know they will wait (until) the last (minute). Just book a flight and keep them babies safe."

 "Who knows what (they're) not telling us," she wrote.

 大沼: 時間がないので出典掲示はしないが、「星条旗」紙に、ヨコスカ基地で、軍人・家族と軍当局の話し合いが数日前、持たれた。プレス・オフリミットの集会だった。日本脱出を求める声が上がったらしい。

 

Posted by 大沼安史 at 08:20 午前 |  |

イギリス大使館 東京及び東京以北への旅行中止

原発NEWS〕 イギリス大使館 東京及び東京以北への旅行中止を勧告

 
 

 イギリスの東京大使館は、英国民に対して東京、及び東京以北への不必要な旅行をとりやめるよう勧告を行った。
 ⇒ http://ukinjapan.fco.gov.uk/en/help-for-british-nationals/travel-advice

 

 

Posted by 大沼安史 at 08:05 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米国研究評議会(NRC)、2006年時点で「使用済み燃料火災」を警告

 
 

 前記のワシントン・ポスト紙記事によると、米政府機関の米国研究評議会(NRC)は2006年にまとめた報告書の中で、使用済み燃料の火災が「大量の放射性物質の放出を引き起こすことがありうる」と警告してた。⇒ http://www.washingtonpost.com/national/us-urges-americans-within-50-miles-of-japanese-nuclear-plant-to-evacuate/2011/03/16/ABwTmha_story_2.html

 報告書はまた、事故時に使用済み燃料の水没を維持するため、「有り余るほどの、多岐にわたる」冷却システムを設置することを推奨していた。 

 Concerns about the dangers of storing used uranium fuel in relatively poorly shielded pools above reactors increased with the fear of terrorism after the Sept. 11, 2001, attacks, causing industry experts to dispute the design. In 2006, the National Research Council issued a report saying in part that a uranium fuel fire “could result in the release of large amounts of radioactive material.”
 The NRC report also recommended that nuclear power plants build “redundant and diverse” coolant systems to keep the fuel underwater during a crisis.

 大沼: この報告書は、「9・11」を受け、「テロリスト」による原発攻撃を想定して出されたもの。
 米国とともに「テロとの闘い」を繰り広げる日本にとっても重要な報告である。
 ワシントンの日本大使館はだから、もちろん、言うまでも泣く、報告書を入手し、本国政府に伝達していたはずである。もちろん、日本国民の安全のために、日本国民の血税を使って!  5年も前に!

 

 

 

Posted by 大沼安史 at 07:57 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕  IAEAの天野事務局長 日本政府に十分な情報提供 求める

 
 

 IAEAの天野事務局長は日本政府に対し、十分な情報提供を求めた。

 IAEAはウィーンの記者団から、不正確な情報提供をした、として厳しい批判を浴びていた。

 ⇒ http://www.bloomberg.com/news/2011-03-16/nuclear-watchdog-says-japan-falls-short-supplying-information.html

 天野氏は日本を視察に来るそうだが、そんなことより、IAEAの事務局長として、ウィーンで采配を振るったらどうか!

 

Posted by 大沼安史 at 07:44 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米軍が救援部隊に服用させている「ヨウ化カリウム」とは?……Wiki

 

 

  ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%A6%E5%8C%96%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0

 

Posted by 大沼安史 at 07:35 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 保安院「4号機・緊急情報」 沈黙

 
 

 「4号機」に世界の注目が集まる中、原子力安全・保安院の「緊急情報ホーム・ページ」は「昨日(16日)22:00 経済産業大臣が原子炉等規制法に基づき、4号機の使用済燃料プールへの注水の実施を指示」と昨夜段階で流しただけで、午前7時半現在、沈黙を続けている。⇒ http://kinkyu.nisa.go.jp/kinkyu/2011/03/1400-26.html
 再び言う。何のための緊急情報か!

 何がどうなっているか、情報を開示せよ!

 

Posted by 大沼安史 at 07:32 午前

3/16~ 4号機「半径46メートル」が死のサークル

原発NEWS〕 4号機 「半径46メートル」が死のサークル

 
 

 米国の核専門家(政策研究所アナリスト)のロバート・アルヴァレーズ氏によると、(4号機の「プール」の水が全蒸発した結果)「半径46メートル(50ヤード)」以内に入ることは、人命を失うことになりかねないことだとう。
 
 ワシントン・ポスト紙が報じた。⇒ http://www.washingtonpost.com/national/us-urges-americans-within-50-miles-of-japanese-nuclear-plant-to-evacuate/2011/03/16/ABwTmha_story_2.html

 機動隊の放水車の放水が、その距離から届くことを祈ろう!
 

 

Posted by 大沼安史 at 07:21 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕  ニューヨーク・タイムズ 「日本政府のリーダーシップに欠陥」

 
 

 ニューヨーク・タイムズは「危機感を深化させる、日本のリーダーシップの欠陥(Flaws in Japan’s Leadership Deepen Sense of Crisis)」との見出しの下、解説記事を掲載した。⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17tokyo.html?pagewanted=2&hp

 未知なる領域で、解決策を繰り出し、国民を動員しなければならないその時に、日本では「リーダーシップが不在」で、それが「不確実性を複雑化している」。

 《(危機を克服する)電撃的な「声」の不在は、長年にわたる官僚と政治家の対立、各自の封建領土を守ろうとする各官庁間の対立の結果である。これによって、指導者が前に出、救援活動をコーディネートし、国民の信頼感を取り戻すことが妨げられて来たのである。》

 But the absence of a galvanizing voice is also the result of the long-standing rivalries between bureaucrats and politicians, and between various ministries that tend to operate as individual fiefdoms. This has hampered the establishment of a structure that would allow leaders to step forward, coordinate relief efforts and reassure the public.

 

Posted by 大沼安史 at 07:00 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米軍も「80キロ以内」立ち入り禁止令

 
 

 前記のニューヨーク・タイムズによると、米国防総省ペンタゴン)は16日、米軍に対して「80キロ以内の立ち入り」を禁止した。

 救援活動でどうしても入らなければならない時は、ヨウ化カリウム剤を服用させる。

 The Pentagon said Wednesday that American military forces in Japan were not allowed within 50 miles of the plant and that some flight crews who might take part in relief missions were being given potassium iodide to protect against the effects of radiation. 

  前記記事参照 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?_r=1&hp

 〔大沼: 日本政府は30キロ外に避難した人々や、現場で闘い人々にヨウ化カリウムを服用させているのだろうか?  東京の記者諸君、追及したまえ! すぐに配布させるんだ!〕

 

Posted by 大沼安史 at 06:38 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米政府当局 「日本の警報は不十分」

 
 

 ニューヨーク・タイムズは米国が、日本政府の「30キロ以内避難」を50キロも上回る「80キロ以内避難」指示を出したことについて、「アメリカ当局者は日本政府の警報を、意図的などうかはともかく、不十分なものと結論づけた」と指摘した。

 同紙は、両国政府の間に「深刻な亀裂」が生まれたことを示唆すものでもある、と書いている。

 It also suggested a serious split between Washington and Tokyo, after American officials concluded that the Japanese warnings were insufficient, and that, deliberately or not, they had understated the potential threat of what is taking place inside the nuclear facility.

 前記記事参照 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?_r=1&hp

 

 

Posted by 大沼安史 at 06:28 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米原子力規制委 「半径50マイル(80キロ)退避勧告

 
 

 ニューヨーク・タイムズによると、米原子力規制委員会は在日米国人に「半径50マイル(80キロ)以内」からの避難を勧告、東京大使館はこれを受け、当該地域の米国市民に退避するよう指示した。

 前記記事参照 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?_r=1&hp

 〔大沼:米国人(日系もいるかもしれない)と日本人は同じ人間に変わらないから、この米政府の勧告は、私たちとしても耳を傾ける必要がある……〕

 

Posted by 大沼安史 at 06:21 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米原子力規制委員会 議会証言 4号機 「プール」の冷却水、全蒸発 「放射能、極度に高い」  発電所構内全域で作業不能の恐れ

 
 

 米原子力規制委員会のグレゴリー・ジャズーコウ委員長は16日、米議会で証言し、4号機の「使用済み燃料プール」の冷却水が全て蒸発、使用済み燃料は丸裸になり、放射性物質の大気放出が続いており、その結果、「放射能のレベルが極度に高く、復旧対策の実行力に対してインパクトを与えかねない」状況になっていることを明らかにした。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、議会証言が正しければ、作業員による現場での活動は4号機ばかりか「第一」全体で不可能になると指摘している。

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?_r=1&hp

 「フクシマ」は、4号機から「溶解」し「爆発」することになるのか!

 

Posted by 大沼安史 at 06:10 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 フランス原子力安全局 4号機に「重大な懸念」

 
 

 豪州からの報道によると、フランス原子力安全局(ASN)は4号機の「使用済み燃料プール」について、「重大な懸念」を表明した。

  ⇒ http://www.news.com.au/world/japan-earthquake-new-explosion-rocks-fukushima-nuclear-power-plant/story-e6frfkyi-1226022945686 

 「プール」は原発の最後のトリデである格納容器の外にある。ASNは、4号機では、その「プール」のなる建屋が「重大な被害」を受けている、と指摘した。

 「プール」については、衛星写真の分析で、米国の専門家から、使用済みの燃料棒を出し入れするクレーンが破壊されている、との指摘も出ている。

 

Posted by 大沼安史 at 05:55 午前 |  | トラックバック (0)

 

2011-03-16

 

原発NEWS〕 政府、プルトニム燃料の3号機を最優先

 
 

 ニューヨーク・タイムズが伝えたロイター電によると、政府はプルトニウムのMOX燃料の3号機を最優先とする。4号機はその次ぎの優先順序だそうだ。

 ⇒ http://www.nytimes.com/reuters/2011/03/16/world/asia/international-us-japan-quake-nuclear-radiation.html?hp

 ロイター電によると、現場で作業にあたる人員は50人から180人に増員されている。

 また、NHKラジオによると、機動隊が放水車で3号機への注水作業に取り組む。 

 

Posted by 大沼安史 at 09:51 午後 |  

校庭にSOS

〔震災NEWS〕 校庭に「SOS」 仏リベラシオン紙 ツナミの前後の衛星写真を掲載

 

 ⇒ http://www.liberation.fr/seisme-japon-mars-2011-avant-apres.html

 
 

 

Posted by 大沼安史 at 08:59 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 NHK 「原発のトラブル」と表現

 

 8時のラジオ・ニュースを聞いていたら、NHKのアナウンサーが「原発のトラブル」と、「フクシマ」の大惨事を表現していた。

  だから、フランス政府が在京フランス人に国外退避、もしくは南部(西部の間違い?)への避難を呼びかけるのだ。

  エール・フランスは東京・パリ便を増便しているという。

 
 

 

Posted by 大沼安史 at 08:14 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 フランス産業相 TVで「日本の当局者らは目に見えて、状況をコントロールできなくなっている」と言明

 
 

 英紙ガーディアンによると、フランスのブレッソン産業相はBFNテレビで、「ハッキリ言おう。彼ら(日本の当局者)は目に見えて、(状況に対する)コントロールに必要なものを失っている。 これがわれわれの分析だ。いずれにせよ、これは彼らの言っていることでない」と述べた。
 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/blog/2011/mar/16/japan-nuclear-crisis-live

 同紙による、ブレッソン大臣の発言の英訳は、以下の通り。

 Let's not beat about the bush. They have visibly lost the essential of control (of the situation). That is our analysis, in any case, it's not what they are saying.

 

Posted by 大沼安史 at 08:11 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕  2号機 最後のディフェンス・ライン=格納容器 破裂の可能性 3号機 自衛隊ヘリによる水散布を断念 4号機も火災再発 「50人」も退避

 
 

 ニューヨーク・タイムズによると、日本政府は2号機が格納容器の破裂を起こし、放射性物質が流れとなって大気中に放出されているかも知れない、と発表した。

 「最後のディフェンス・ライン」が突破された可能性が高い。

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?partner=rss&emc=rss

 一方、NHKラジオの報道によると、仙台の自衛隊霞の目基地からヘリが現場に飛び、3号機に向け、空中から水を散布し、「使用済み燃料」の冷却しようとしたが、現場上空の放射能濃度が高く、散布を断念した。

 自衛隊ヘリが出たということは地上での海水注入もすでに断念せざるを得ない状況になっているのだろう。ニューヨーク・タイムズは、最後まで残っていた50人にも退避命令が出たため、3号機の使用済み燃料はますます高温化している、と報じている。

 4号機も火災が再発生した。

 ということは、3号機、4号機もまた、もう処置なし、という状況か?

 2号、3号、4号機の順に、一気にメルトダウンへと進むということ……か(だ)。

 これはいよいよ、「チャイナ(シンドローム)」だ。それも「トリプル・チャイナ」。

 地下水脈に触れるなどして水蒸気爆発を起こす恐れが出て来た。
 それもトリプルでで。

 トリプル爆発が起きれば 「第一」の残りも誘獏する…………

 チェルノブイリの悪夢が、われわれの日本において、増幅した形で再現される可能性が現実のものとなった。

 「ヒロシマ」「ナガサキ」……そして遂に「フクシマ」! 

 

Posted by 大沼安史 at 07:18 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 保安院・緊急情報ホームページ 「想定外(内)?」の機能麻痺

 
 

 保安院の「地域住民をはじめたとした国民の皆様に向け、迅速に情報提供を行う」緊急情報ページが16日昼過ぎから6時間近く、更新されていない。

 何の情報提供もないのだ。

 「想定外」それとも、これも「想定内」の情報コントロール

 いい加減にしろ!
 
 ⇒ http://kinkyu.nisa.go.jp/kinkyu/

 

Posted by 大沼安史 at 06:10 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 「想定内」だった!

 
 

 政府(保安院)、東電は外部・内部の電源が全て停止したことを「想定外」の事態だとして、言い訳しているが、昨年11月25、26日、「5号機」を対象に行われた「福島県原子力防災訓練」では、外部交流電流が喪失し、さらに発電所内の非常用発電機が全て故障」した事態を想定して行われていた!

 つまり、「想定内」!

 東京の記者諸君、だまされてはいけない!

 問題は「想定内」の事態への対応を怠っていたことだ。

 ただたんに「想定」していただけのことだ。そうして、「防災訓練」なるものを実施し、お茶を濁していただけのことだ。
 
 ⇒ www.town.futaba.fukushima.jp/ft_08.../genshi_bosai.htm

 

Posted by 大沼安史 at 03:41 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 保安院 現地対策本部を福島市へ 退避か?

 
 

 原子力安全・保安院は15日午前11時前、「現地対策本部の機能を(福島市の)福島県庁内に移転する」決定を行った。
 ⇒ http://kinkyu.nisa.go.jp/kinkyu/2011/03/2330-25.html

 この最も大事な局面に、現地対策本部を「移転」するだと?

 現場での指揮を放棄した保安院よ! 恥を知れ!

 

Posted by 大沼安史 at 02:20 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕  外国人、日本脱出、「臨界点」を超えた!

 
 

 tipping point という英語がある。そこまで行ったらもう元には戻らない「臨界点」だ。

 在日外国人の脱出が始まった。羽田空港でのインタビュー・ビデオがワシントン・ポスト紙の電子版に掲載された。

 ⇒ http://www.washingtonpost.com/world/japan-evacuees-describe-tipping-point/2011/03/15/ABuTtjW_video.html

 「もう、たくさん」「マスクをして家にとじこもれ、というのは、生活ではない」「日本は正確な情報を出さない……昨日、帰国を決断した」……

 せっかく日本に住み始めた外国人から不信の目で見られている日本の――われわれの「政府」!

 
 

 

Posted by 大沼安史 at 01:48 午後 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 日本政府、「惨事防止モード」を断念? 米専門家が指摘

 
 

 「フクシマ」では最後に残った50人が原子炉の暴走を防ごうと懸命の努力を続けているが、通常の1400人態勢を50人に縮小したことについて、米国の専門家から、日本政府が惨事防止モード放棄し、惨事後モードに切り替えたことを示すもの、との見方が出ている。

 ワシントン・ポスト紙が伝えた。⇒ http://www.washingtonpost.com/national/latest-nuclear-plant-explosion-in-japan-raises-radiation-fears/2011/03/15/ABwTmha_story.html?hpid=z1

 核エンジニアにアーニー・グンダーソン氏の指摘だ。

 The draw-down of the plant’s workers “is a sign to me that they have given up trying to prevent a disaster and gone into the mode of trying to clean up afterward,” said nuclear engineer Arnie Gundersen.

 

 

Posted by 大沼安史 at 01:15 午後