NYTが「マークⅠ」型格納容器をグラフィックで図解

原発NEWS〕 NYTが「マークⅠ」型格納容器をグラフィックで図解

 
 

 ⇒ http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/19/world/asia/reactordesign.html?ref=weekinreview

 

Posted by 大沼安史 at 08:41 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 「これは人間の時間枠に存在していない問題だ」 NYTがチェルノブイリ・ルポ

 
 

 ニューヨーク・タイムズに、「フクシマ」と重ね合わせながら「チェルブイリ」をルポした記事が載っていた。⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/20/weekinreview/20chernobyl.html?ref=weekinreview

 そこに、こんなセンテンスが。

 「これは人間の時間枠に存在していない問題だ」
 It is a problem that does not exist on a human time frame.

 同じような論説が仏紙ルモンドにも載っていた。

 そう、その通り。いま、日本に――「フクシマ」をめぐって日本に流れている時間は、次元を超えた「非人間的な時間」ではないか。

 「ヒロシマ」「ナガサキ」――そして「チェルノブイリ」「フクシマ」を原点として、私たちは新しい人間的な時間を生み出さねばならない。

 

Posted by 大沼安史 at 08:37 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 大惨事の克服に必要な「真実の物語」の不在

 
 

 ニューヨーク・タイムズに、被災者である私たち日本人がこれからの苦難に立ち向かう上で、ケリをつけておかなければならないことがある――と出ていた。

 ピコウさんという社会学者がこう言っていた。

 「大惨事を乗り越えて行くために人々は、一体何が起きたのか、自分自身に明確に物語(ストーリー)を語ることができなければならない。しかし、今回の場合(フクシマ)、物語は明確ではない」

 To move past a catastrophe, people usually need to be able to tell themselves a clear story about what happened. And in this case the story is not so clear.

 要は、フクシマの今回の大惨事はかくかくしかじかの理由で起き、これこれしかじかの結果になったのだ、と、私たちが納得し、物語として決着をつけなければならないわけだ。

 しかし、その「物語」を私たちは手にしていない。

 ひとつの理由は――と記事は指摘する。

 多くの日本人が原発事故に関する政府の公式説明に疑念を抱きだしているから――だと。

 真実が嘘で隠蔽されていると感じ始めた、日本人。

 カフカ的な不条理の中にあることを確信し始めた日本人。

 日本政府は情報を全面開示し、事故の全体像を、国民の前に示さなければならない。

 菅政権よ、経産省よ、東電よ、恐れずに責任を取れ!

 卑怯な真似はよして、真実を語れ!

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/20/weekinreview/20psyche.html

 

Posted by 大沼安史 at 08:18 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 ニューヨーク・タイムズ クリストフさんのコラム 「日本が教えてくれること」

 
 

 ニューヨーク・タイムズの名コラムニストで、以前、東京特派員を務めたことのあるニコラス・クリストフさんが、心をこめて、こんな励ましのコラムを書いてくれた。

 その我利の放棄、ストイシズム、そして規律は、現場の作業員の活動に要約される。心を抑え、名を語ることなく、被爆の危険に身を曝しながら、完全メルトダウンを防ごうと闘っている……

 The selflessness, stoicism and discipline in Japan these days are epitomized by those workers at the Fukushima Daiichi nuclear plant, uncomplainingly and anonymously risking dangerous doses of radiation as they struggle to prevent a complete meltdown that would endanger their fellow citizens.

 クリストフさんは彼らの姿を、日本人は彫像で残すだろう、と指摘していた。

 たしかに、ロダンが今、生きていたら、早速、制作にかかっていたかも知れない。

 だからこそ――それだからこそ、クリストフさんの言うように、彼らの姿を、私たちは胸に刻み、心をこめて、声援を送らなければならない。

 クリストフさんは東京特派員時代の経験をもとに、こう書いていた。

 食堂で急な土砂降りの雨に遭っても、日本では傘を貸してくれる……。

 日本には「国民的な道徳律のようなものがある」と。
 

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/20/opinion/20kristof.html?src=ISMR_AP_LO_MST_FB

 

Posted by 大沼安史 at 07:55 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

〔★ 原発NEWS〕 「タンクが空になったことにして、浄水場に補充に行くふり」して被災地を離脱 岩沼市で活動の香川の給水隊が15日昼前、日本水道協会の退避指示で脱出 

 
 

 四国新聞によると、宮城県岩沼市に活動を開始した香川県高松市の給水隊が、日本水道協会中四国支部からの退避指示で、活動2日目の15日昼前、現場を引き揚げた。

 給水隊の責任者はこう語った。
 「被災者を置いて退避するのはつらかった。残るべきではないのかと悩んだ」

 記事はこう続く。

 タンクが空になったことにして、浄水場へ補充に行くふりをした。振り返った先には50人を超す列があった。

 大沼:この責任者の方も、給水隊の隊員の方も、辛かったろうな……。

 でも問題は、厚労省所管(だと思う)の日本水道協会がなぜ、「原発かた約60キロも離れている」(給水隊責任者)にいる香川隊に退避指示を出したか、ということだ。

 厚労省からの情報で、岩沼でも危険だと分かったから、指示したのでないか?……

 ⇒ http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110319000268

 

Posted by 大沼安史 at 07:26 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米国人 仙台を17日に脱出 ロイター・ビデオ

 
 

 仙台からアメリカ人が脱出していた。
 知らなかった!
 それも17日の木曜日に。
 チャーター機が待っているのだという。

 ロイターのビデオを観て分かった。
 
 ⇒ http://www.reuters.com/article/video/idUSTRE72A0SS20110319?videoId=197141910

 

Posted by 大沼安史 at 07:06 午前 |