3/16~ 4号機「半径46メートル」が死のサークル

原発NEWS〕 4号機 「半径46メートル」が死のサークル

 
 

 米国の核専門家(政策研究所アナリスト)のロバート・アルヴァレーズ氏によると、(4号機の「プール」の水が全蒸発した結果)「半径46メートル(50ヤード)」以内に入ることは、人命を失うことになりかねないことだとう。
 
 ワシントン・ポスト紙が報じた。⇒ http://www.washingtonpost.com/national/us-urges-americans-within-50-miles-of-japanese-nuclear-plant-to-evacuate/2011/03/16/ABwTmha_story_2.html

 機動隊の放水車の放水が、その距離から届くことを祈ろう!
 

 

Posted by 大沼安史 at 07:21 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕  ニューヨーク・タイムズ 「日本政府のリーダーシップに欠陥」

 
 

 ニューヨーク・タイムズは「危機感を深化させる、日本のリーダーシップの欠陥(Flaws in Japan’s Leadership Deepen Sense of Crisis)」との見出しの下、解説記事を掲載した。⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17tokyo.html?pagewanted=2&hp

 未知なる領域で、解決策を繰り出し、国民を動員しなければならないその時に、日本では「リーダーシップが不在」で、それが「不確実性を複雑化している」。

 《(危機を克服する)電撃的な「声」の不在は、長年にわたる官僚と政治家の対立、各自の封建領土を守ろうとする各官庁間の対立の結果である。これによって、指導者が前に出、救援活動をコーディネートし、国民の信頼感を取り戻すことが妨げられて来たのである。》

 But the absence of a galvanizing voice is also the result of the long-standing rivalries between bureaucrats and politicians, and between various ministries that tend to operate as individual fiefdoms. This has hampered the establishment of a structure that would allow leaders to step forward, coordinate relief efforts and reassure the public.

 

Posted by 大沼安史 at 07:00 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米軍も「80キロ以内」立ち入り禁止令

 
 

 前記のニューヨーク・タイムズによると、米国防総省ペンタゴン)は16日、米軍に対して「80キロ以内の立ち入り」を禁止した。

 救援活動でどうしても入らなければならない時は、ヨウ化カリウム剤を服用させる。

 The Pentagon said Wednesday that American military forces in Japan were not allowed within 50 miles of the plant and that some flight crews who might take part in relief missions were being given potassium iodide to protect against the effects of radiation. 

  前記記事参照 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?_r=1&hp

 〔大沼: 日本政府は30キロ外に避難した人々や、現場で闘い人々にヨウ化カリウムを服用させているのだろうか?  東京の記者諸君、追及したまえ! すぐに配布させるんだ!〕

 

Posted by 大沼安史 at 06:38 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米政府当局 「日本の警報は不十分」

 
 

 ニューヨーク・タイムズは米国が、日本政府の「30キロ以内避難」を50キロも上回る「80キロ以内避難」指示を出したことについて、「アメリカ当局者は日本政府の警報を、意図的などうかはともかく、不十分なものと結論づけた」と指摘した。

 同紙は、両国政府の間に「深刻な亀裂」が生まれたことを示唆すものでもある、と書いている。

 It also suggested a serious split between Washington and Tokyo, after American officials concluded that the Japanese warnings were insufficient, and that, deliberately or not, they had understated the potential threat of what is taking place inside the nuclear facility.

 前記記事参照 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?_r=1&hp

 

 

Posted by 大沼安史 at 06:28 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米原子力規制委 「半径50マイル(80キロ)退避勧告

 
 

 ニューヨーク・タイムズによると、米原子力規制委員会は在日米国人に「半径50マイル(80キロ)以内」からの避難を勧告、東京大使館はこれを受け、当該地域の米国市民に退避するよう指示した。

 前記記事参照 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?_r=1&hp

 〔大沼:米国人(日系もいるかもしれない)と日本人は同じ人間に変わらないから、この米政府の勧告は、私たちとしても耳を傾ける必要がある……〕

 

Posted by 大沼安史 at 06:21 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 米原子力規制委員会 議会証言 4号機 「プール」の冷却水、全蒸発 「放射能、極度に高い」  発電所構内全域で作業不能の恐れ

 
 

 米原子力規制委員会のグレゴリー・ジャズーコウ委員長は16日、米議会で証言し、4号機の「使用済み燃料プール」の冷却水が全て蒸発、使用済み燃料は丸裸になり、放射性物質の大気放出が続いており、その結果、「放射能のレベルが極度に高く、復旧対策の実行力に対してインパクトを与えかねない」状況になっていることを明らかにした。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、議会証言が正しければ、作業員による現場での活動は4号機ばかりか「第一」全体で不可能になると指摘している。

 ⇒ http://www.nytimes.com/2011/03/17/world/asia/17nuclear.html?_r=1&hp

 「フクシマ」は、4号機から「溶解」し「爆発」することになるのか!

 

Posted by 大沼安史 at 06:10 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 フランス原子力安全局 4号機に「重大な懸念」

 
 

 豪州からの報道によると、フランス原子力安全局(ASN)は4号機の「使用済み燃料プール」について、「重大な懸念」を表明した。

  ⇒ http://www.news.com.au/world/japan-earthquake-new-explosion-rocks-fukushima-nuclear-power-plant/story-e6frfkyi-1226022945686 

 「プール」は原発の最後のトリデである格納容器の外にある。ASNは、4号機では、その「プール」のなる建屋が「重大な被害」を受けている、と指摘した。

 「プール」については、衛星写真の分析で、米国の専門家から、使用済みの燃料棒を出し入れするクレーンが破壊されている、との指摘も出ている。

 

Posted by 大沼安史 at 05:55 午前 |  | トラックバック (0)

 

2011-03-16

 

原発NEWS〕 政府、プルトニム燃料の3号機を最優先

 
 

 ニューヨーク・タイムズが伝えたロイター電によると、政府はプルトニウムのMOX燃料の3号機を最優先とする。4号機はその次ぎの優先順序だそうだ。

 ⇒ http://www.nytimes.com/reuters/2011/03/16/world/asia/international-us-japan-quake-nuclear-radiation.html?hp

 ロイター電によると、現場で作業にあたる人員は50人から180人に増員されている。

 また、NHKラジオによると、機動隊が放水車で3号機への注水作業に取り組む。 

 

Posted by 大沼安史 at 09:51 午後 |