浜岡停止

原発NEWS〕 日本人の「決意」に敬礼!

 
 

 英紙インディペンデントが「日本:精神の勝利(Japan: Triumph of the spirit
)」という記事を掲げた。 

 記事のリードにこうあった。「ヒロシマの恐怖を生き延び、コーベの悪夢から立ち直り、そして今……日本人の決意に敬礼する」と。
 ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/japan-triumph-of-the-spirit-2242718.html

 ありがたい記事だ。励まされる記事だ。

 日本で暮らしたこともあるロバート・ツイッガーという記者は Konjo という日本語も紹介していた。
 根性……よくよく考えると、たしかに、言い言葉だ。

 「根」の人間性……だから。

 ツイッガー記者はこう書いてもいる。

 Reconstruction is a central tenet of Japanese culture.

 再建は日本文化の中心的な特徴である。

 You will see micro-recovery happening at every level very quickly.

 社会のあらゆるレベルでミクロな復興は非常に素早く行われるありさまを見ることになるだろう。

 ガンバラネバ!

 

Posted by 大沼安史 at 10:42 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 過剰被爆の作業員は現場から戻せ!

 
 

 前記、インディペンデント紙の記事に、現在、チェルノブイリでシェルター・プロジェクトを続けている、アメリカの核物理学者、ローリン・ドッド氏の意見が掲載されていた。

 年間の被爆許容限度を超えた作業員は直ちに現場から戻し、家に帰せ!

 作業員に過重な被爆負担を課してはならないという提言だ。まっとうな意見だ。

 人海戦術でやるしかないのか……? その態勢はどうなっている? 新規投入チームの編成は終わっているのか?

 東京の記者諸君、保安院、東電に、この点も訊いてくれ! 

 

  ⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/the-cleanup-crews-who-risk-everything-2242993.html

 

Posted by 大沼安史 at 10:25 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 50人 最後の戦い

 
 

 英紙インディペンデントによると、「フクシマ」では大方の職員らが退避したあと、約50人が残って、懸命に注水作業などを続けている。⇒ http://www.independent.co.uk/news/world/asia/the-cleanup-crews-who-risk-everything-2242993.html

 同紙に対して「グリーンピース」は、「15分交代で作業を続行している、との情報が入って来ている」ことを明らかにした。

 防護服を着用しているとみられるが、放射線を浴びながらの危険な作業。
 無事を祈るしかない。

 東京で背広姿でいられる東電の正社員、政府の役人と違って、彼らは命がけだ。
 下請け、孫請けの作業員もきっと、最前線に立って奮闘しているに違いない。
 自衛隊も当然、踏みとどまっているのだろう。

 奮闘多謝! 無事を祈る!

 

 

Posted by 大沼安史 at 10:12 午前 |  | トラックバック (1)

 
 

原発NEWS〕 コスト削減で使用済み燃料を原子炉の至近に ロシアの専門家が厳しく批判 チェルノブイリの教訓を生かさず

 
 

 英紙ガーディアンの「天野IAEA」批判記事の中で、「最も強烈な批判」として、ロシア人の専門家、ユーリー・アンドレーエフ氏の声が紹介されていた。

 アンドレーエフ氏は1986年のチェルノブイリ事故のあと、汚染の除去に取り組んだ人。現在、オーストリア政府環境省のアドバイザーを務めている。

 アンドレーエフによれば、「フクシマ」の使用済み燃料は原子炉のあまりにも近くに置かれている。だから4号機で火災が起きた。

 なぜ、原子炉の至近に置いたか? 理由はもちろん、安全のためではなく「コストの削減」。

 「日本の原発関係者は金儲けに非常に貪欲だから、スペースの全てを使おうとする。だから、冷却プールから水が抜ければすぐ、火災の可能性につながるのだ」

 アンドレーエフ氏はIAEAそれ自体についても、「IAEAはイランなどの核査察はするものの、(日本などを)査察する権限を持たず、原子力産業を批判できない」として、「だから、真実を隠そうとする。偽の規制機関だ」と非難。

 同氏はさらに、、チェルノブイリの事故のあと、世界の原子力産業界は事実の隠蔽に努めて来た。教訓を汲み取ろうとしなかった」と指摘した。

 

 ⇒ http://www.guardian.co.uk/world/2011/mar/15/nuclear-watchdog-response-japanese-disaster

 

Posted by 大沼安史 at 09:29 午前 |  | トラックバック (0)

 
 

原発NEWS〕 Shizuoka に世界が注目 「浜岡原発」を停止せよ

 
 

 英紙ガーディアンの「フクシマ・アップデイト」を見て、驚いた。Shizuoka の見出しが出ている。⇒ http://www.guardian.co.uk/world/blog/2011/mar/15/japan-earthquake-and-tsunami-japan

 震度6.2の直下型地震

 ガーディアンはなぜ、Shizuoka を見出しにとったか?

 それはおそらく、世界の原発関係者が Shizuoka に注目しているからだ。

 「浜岡原発」である。

 「フクシマ」の次が「シズオカ」にならないよう、国民のひとりとして菅直人に「浜岡・即時運転停止」を要求する。

 一時的でもいい、止めてください。新潟の「柏崎」と一緒に。

 

Posted by 大沼安史 at 09:11 午前 |